Cogniteは、2025年2月7日に日本国内初となるユーザー会をスイスホテル南海大阪にて開催しました。ユーザー会には、Cogniteの創業者の一人であり最高戦略責任者/開発責任者であるジョン・マーカス・ラーヴィックもノルウェーから来日してイベントに参加し、コスモ石油様、日本触媒様、ENEOS様の3社にCognite Data Fusion®(CDF)の導入背景およびご活用事例についてご紹介を頂きました。
コスモ石油様のセッションでは、四日市製油所日常保全課長の林さんと工務部保全戦略グループの久保田さんにご登壇いただきました。コスモ石油様のDXのお取り組みは多くのメディアにも取り上げられていて、他のユーザー企業様からの興味関心も高く、今回のセッションは企業としてのDXの取り組みの方針に加え、製油所の現場での具体的なCDF活用方法の両方を同時にお伺いすることができる貴重な機会となりました。
2つ目のセッションは、日本触媒のDX推進本部姫路DX推進部主任部員の角田さんと、姫路DX推進部の高瀬さんにご登壇いただきました。
日本触媒様は姫路製造所でCDFを活用して、製造現場の様々な情報を紐づけて業務に必要な情報収集を効率化し、対応・意思決定の迅速化を図っています。同社はアルテア社のデータ解析ソフト「RapidMiner」とCDFとをExtensionを活用して連携したり、CDFにあるデータを簡易的に参照できるアプリケーションを独自に作成したりと、CDFをデータ統合基盤として最大限活用するための様々なお取り組みをされており、セッション後、会場からはたくさんの質問があがりました。
3つ目はENEOS堺製油所製油技術グループ 栁 明宏さんとCogniteの江川によるトークセッションを行いました。Cogniteとの出会いから現在に至るまでのCDF導入の経緯やお取り組みを時系列にそってお話いただき、さらにCDFの各機能の具体的なご活用方法についてもご紹介いただきました。
最後に、Cogniteからはプロダクトのアップデート情報をデモ動画と共にご紹介しました。セッションの後の懇親会にも多くの方にご参加いただき、活気あふれる会となりました。
Cogniteでは、今後もユーザー企業様同士の交流が出来るようなイベントを開催して参りたいと思っています。ユーザー会にご参加くださいました皆様、ありがとうございました!