<img height="1" width="1" style="display:none;" alt="" src="https://px.ads.linkedin.com/collect/?pid=1205042&amp;fmt=gif">
Home
Blog

アフターコロナで注目される仮想工場「デジタルツイン」ローコード開発で加速する工場のDXの最新事例

· ·

Share on:

Cognite株式会社はデジタルツインとローコードプラットフォームをテーマとし、DXをリードする3社(株式会社BlueMeme、OutSystemsジャパン株式会社、Cognite株式会社)でウェブセミナーを実施しました。

ウェブセミナーの録画は下記URLよりダウンロードいただけます。
https://content.cognite.com/ja-jp/lp-low-code-webinar-cognite-bluememe-outsystems

BlueMeme x OutSystems x Cognite webinar - Cognite part
本ウェビナーは約400名のお申し込みをいただき、300名以上の方に視聴していただきました。
このブログではウェビナーの概要についてお伝えしたいと思います。

株式会社BlueMeme
ローコード開発で加速するデジタルツインの現状

ローコード開発とは?

ローコード開発とは設計情報からアプリケーションを自動生成する開発のことを指しています。従来型のスクラッチ開発では、要件定義、設計、エンジニアによる実装、その後、テストを行うというプロセスがあります。一方で、モデル駆動型のローコード開発は要件定義を行った後のプロセスで、通常設計書を書くフェーズをアプリケーションモデル設計に置き換えます。そのモデルからアプリケーションが自動生成されるため効率的に開発を進めることができます。

デジタルツインとは?

デジタルツインとは、物理的なシステムやモノの実行可能な仮想モデルのことを指します。
このデジタルツインは、設計やエンジニアリング工程で使用したモデルデータに、物理的なモノやシステムのオペレーションデータやセンサー等で取得したリアルタイムデータを組み合わせたものであり、シミュレーションや機械学習を活用して、主に予測やパフォーマンス最適化、運用の自動化等に使用されています。また、リアルタイムでモデルが更新され、かつ膨大なデータを使用するため、ダイナミックモデルやメガモデルと呼ばれることもあります。

デジタルツインの背景にあるモデルとシミュレーションの歴史

 

デジタルツインの活用例

いくつかデジタルツインの活用例についてご紹介しました。下記URLより詳しくは動画をご覧ください。https://content.cognite.com/ja-jp/lp-low-code-webinar-cognite-bluememe-outsystems

  1. エアアジア|リアルタイム分析ダッシュボードで燃料費を削減
  2. ユニリーバ|クラウド上に仮想工場デジタルツインを構築することで生産性を向上
  3. CNHインダストリアル傘下の自動車メーカー IVECO|製造ラインの仮想化によるライン停止時間を最小化
  4. MATH2MARKET|材料開発の試作及び実験プロセスを仮想化したソフトウェア
  5. Hamilton Health Sciences|入院患者のリアルタイム情報でナースコースを大幅に削減
  6. シーメンス|心臓を仮想化することで診断支援や手術の最適化を実現
  7. ヘレンベルグ|レーザースキャンによる3Dモデル・デジタルツインで都市を仮想化

「デジタルツイン」を実現するためのアーキテクチャー

デジタルツインを実現するためには、データの統合からコンテキスト化までの流れをパイプライン化して自動化することが重要です。
物理空間にある装置や設備のモデルをCADや機械学習によって作成すると同時に、装置や設備のIoTセンサーから出てくるリアルタイムデータや、保守点検データ、基幹システムからのデータなど、全てのデータを統合し、コンテキスト化(意味付け、関連付け)することが重要です。
これにより、リアルタイムに状態が更新されるダイナミックモデル・デジタルツインが作成されます。このダイナミックモデルからローコード開発を用いて、迅速にアプリケーション開発が可能になります。

デジタルツインアーキテクチャ


OutSystemsジャパン株式会社
ローコード開発を用いた高速開発

OutSystemsは2001年にポルトガルで設立され、ローコードプラットフォームを提供するパイオニアです。ガートナー社が発表するマジック・クアドラントでは業界をリードするリーダーとして位置付けられています。

また、ローコードプラットフォーム市場も今後爆発的に伸びることが想定されており、RESEARCH & MARKETSは、「ローコード開発プラットフォームの市場規模は、2017年の43億2000万ドルから、2022年の272億3000万ドルへ年平均成長率44.5%での成長が見込まれている。」と言及しています。

ローコード開発は今まで多くのソフトウェアが手作業でコーディングされている中で、破壊的イノベーションをもたらすとしてとても注目を浴びています。

ウェブセミナーでは、OutSystemsを用いて劇的な効率化を実現した実例についてご紹介しておりますので、是非録画をご覧ください。
https://content.cognite.com/ja-jp/lp-low-code-webinar-cognite-bluememe-outsystems

OutSystemsジャパン株式会社
次世代型データ統合基盤

Cogniteはノルウェーの石油開発会社を親会社にもつ産業向けデータ活用基盤のソフトウェアを提供する会社です。親会社がオイル&ガス系ということもあり、Saudi Aramco,やShell, BP, ExxonMobile等の石油会社でのユースケースから始まっておりますが、現在では電力、製造といった業種にユースケースを広げています。

弊社コアの製品としてはCognite Data Fusionがあります。Cognite Data Fusionは産業向けデータ活用基盤であり、サイロ化されたデータを統合し、データサイエンティストやデベロッパーに対して、意味のある、有用なデータへのアクセスを可能にするプラットフォームです。

また、CogniteではCogniteの産業用アプリケーションも提供しており、
生産の最適化や、スマートメンテナンス、デジタルワーカー、いわゆる現場作業の効率化、そしてサステイナビリティの実現のためにご利用いただけるパッケージ化されたカスタマイズ可能なアプリケーションとなります。

Cognite fusion architecture in JapaneseCDFのアーキテクチャー

CDFではデジタルツイン を実現するための様々な技術を取り込んでいます。
ここにある様な点群データの取り込み、PHOTOGRAMMETRYと呼ばれる写真から3Dモデルを作成する技術、360度のパノラマ写真の処理等の技術が実装されています。これらを用いて右にある様な3Dモデルをベースとしたデジタルツインの実現も可能になっております。

CDFデジタルツイン

3つのトピックのおさらい
〜最先端事例紹介の前に〜

データ統合基盤

日々変化する環境の中でデータの価値や活用方法を改善するために必要なレベルのセキュリティ、データ品質およびメタデータを維持しながら、テクノロジーを活用してデータ展開の自動化を実現。ローコード開発やデジタルツインの基盤となる

ローコード開発

ローコード開発プラットフォームは、開発者がアプリケーションを設計、コーディング、デプロイ、管理する際に使用するツールや機能を備えた、ビジュアルベースのIDE(統合開発環境)

デジタルツイン

物理データとデジタルデータを組み合わせてデジタルモデルを作成し、オブジェクトの性能をよりよく理解したり、より良いエンドユーザー体験を提供したりすることができ、遠隔メンテナンスや生産性向上を実現する

 

お客様事例|Aarbakke - データドリブンなアプリケーション開発

ウェブセミナーでは、CogniteとOutSystemsによって効率化を実現した事例についてご紹介しています。
Aarbakkeというノルウェーに本社を構える工作機械を扱う組立系製造業の会社で、ヤマザキマザック製の工作機械を使っています。
デモ動画も合わせてウェブセミナーで紹介してありますので、是非録画をご覧くださいませ。
https://content.cognite.com/ja-jp/lp-low-code-webinar-cognite-bluememe-outsystems

 

Share on: