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ローコード開発を活用したDataOpsによるデジタルツインの実現で製造業のDXを推進

作成者: Cognite株式会社|2020/09/15 2:00:00
株式会社BlueMeme(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松岡 真功/以下BlueMeme社)、Cognite株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:徳末 哲一/以下Cognite社)、OutSystemsジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:Arnold Consengco /以下OutSystems社)は、ローコード開発を活用したDataOpsの実現で、日本国内における製造業のデジタルトランスフォーメーションを推進するための戦略的パートナーシップを締結いたしました。
 
5GによるIoT技術、クラウドコンピューティングの拡大、AIの発展に伴いインダストリー4.0がグローバルで加速する中、製造業界の事業環境は大きく変化しており、企業規模を問わず多くの製造業がデジタルトランスフォーメーションによるデジタル化を迫られています。

近年、デジタル化した膨大なデータを仮想空間上に再現するデジタルツイン技術は、材料および製品開発の短縮化、工場全体の生産性の向上、メンテナンスコスト削減等を実現できる革新的なソリューションとして注目されています。しかしながら、あらゆるデータをデジタル化し、仮想空間上に実行可能なモデルを作り上げるというデジタルツインの実現には、様々な機器や図面、膨大なセンサーデータを統合する必要があり、非常に多くの開発工数がかかっていました。 

今回のパートナーシップ締結では、ソフトウェアの実装工程を自動化するローコード技術とAIによるデジタルデータのコンテキスト化技術を活用することにより、これまで導入に数年かかっていたDataOpsの実現が数ヶ月で可能になります。DataOpsとは、データ提供者とデータ利用者のコラボレーションを重視し、必要とするデータやその分析結果を安全かつ瞬時に得る自動化されたプロセスとテクノロジーを利用したデータ活用の取り組みです。

Cognite社が提供する産業界に特化したデータ運用プラットフォームCognite Data Fusion(CDF)と、少人数かつ短期間でのアプリケーション開発を可能にするローコード開発基盤OutSystemsは、各々の分野で世界をリードしています。BlueMeme社は、ローコード開発基盤やNoSQL等の最新技術を用いたシステム開発に特化した大規模向けのアジャイル開発方法論を新たに開発し、2012年以降、日本国内企業のローコード開発の導入を加速化させてきました。今回のCognite社との協業により、専門性が高くローコード開発の適用が難しかった製造業向けのアプリケーションやセンサーデータ等の領域において、新たにローコードによるアジャイル開発手法を適用します。 

3社の技術と開発手法を組み合わせることで、毎秒生成される膨大な産業データを瞬時に集約しコンテキスト化、さらに数週間でユーザーが扱いやすいユーザーインターフェースをもつアプリケーションを開発することが可能です。それによりDataOpsを利用したデジタルツインを実現し、製造業のデジタルトランスフォーメーションを加速化させます。

◆ 株式会社BlueMeme 代表取締役社長 松岡 真功 コメント
「BlueMemeは、未来のデジタルレイバー社会に向けてシステム開発のプロセス変革を実現する先進的なテクノロジーの実現のためのコンサルティングサービスを提供しております。今回のパートナーシップにより、製造、エネルギー、公益事業のデジタルトランスフォーメーションを加速させるためのローコード開発に特化したアジャイル方法論の活用が実現しました。」

◆ Cognite株式会社 代表取締役社長 徳末 哲一 コメント
「Cogniteは、産業のデータを活用するプラットフォームの提供を通じて、石油ガスや、電力、製造業などの産業のDXに貢献してまいりました。そしてこの度、アジャイル開発のパイオニアである株式会社BlueMemeと、ローコード開発のパイオニアであるOutSystemsジャパン株式会社と戦略的パートナーシップを締結し、日本の製造業のDXに、より一層貢献できることを大変嬉しく思います。」

◆ Outsystemsジャパン株式会社 代表取締役社長 アーノルド・コンセンコ コメント
「この度は、株式会社BlueMemeとCognite株式会社そしてOutSystemsジャパンの三社での戦略的パートナーシップ締結を大変嬉しく思っております。今回のパンデミックによって、日本のデジタルトランスフォーメーション(DX)は信じられないほどのスピードで進んでいます。その中でこの三社が力を合わせて、日本国内のDXを後押しし、日本の競争力を高めていくことを確信しています。」

◆ 2020年7月29日に3社は共同ウェブセミナー「アフターコロナで注目される仮想工場デジタルツイン ローコード開発で加速する工場のDXの最新事例」を開催いたしました。

下記URLからセミナーの録画をご覧いただけます。
https://content.cognite.com/ja-jp/lp-low-code-webinar-cognite-bluememe-outsystems


【BlueMemeについて】
社名:株式会社BlueMeme
代表者:代表取締役社長 松岡 真功
所在地:東京都千代田区神田錦町3-20
創業:2009年6月(設立:2006年12月20日)
資本金:3億6,850万円(資本準備金を含む)
URL:http://www.bluememe.jp/

BlueMemeは、2012年にローコード開発基盤「OutSystems」を日本で初めて導入し、ローコード市場を第一線でけん引して参りました。今日BlueMemeは、NoSQLやローコード等のプログラマが行う工程を自動化する様々なソフトウェアとアジャイル開発手法を組み合わせることで、大規模なアジャイル開発を実現し、その知見と技術を活用したサービス「次世代エンジニアの教育」「自動化技術を活用した受託開発」「アジャイルチームの構築支援」をご提供することでビジネスアジリティの向上を可能にし、グローバルな企業競争力を促進しております。また昨今、スマートフォンの普及から始まり、AI、IoT、AR、VR、キャッシュレスなど、デジタルテクノロジーの著しい変化からデジタルトランスフォーメーション(DX)がますます注目されており、様々な変化に柔軟に対応可能なアジャイル開発のアプローチは必要不可欠となりつつあります。BlueMemeは従来のサービスに加えて、開発方法論を体系化した仕組みとアジャイルに適したアーキテクチャをご提案することで、お客様のDXを推進します。

【Cogniteについて】
社名:Cognite株式会社
代表者:代表取締役社長 徳末哲一
所在地:東京都千代田区
創業:2019年11月
資本金:1,000万円
URL:https://www.cognite.com/ja-jp/

Cogniteは、2016年にノルウェーで設立され、世界中の製造業や石油ガス、電力などの重厚長大産業の本格的なデジタルトランスフォーメーションをサポートするグローバルな産業用SaaS企業です。主要製品であるCognite Data Fusion (CDF)は、OT/ITデータの民主化とコンテキスト化を通じて、安全性、持続可能性、効率性を向上させ、収益を向上させる産業用アプリケーションを推進します。
Cognite株式会社は、Cogniteの100%出資子会社として2019年11月に設立され、Cogniteの主力製品となるCognite Data Fusion(CDF)の国内における販売、マーケティング、およびサポート拠点となっております。

【OutSystemsについて】
社名:OutSystemsジャパン株式会社
代表者:代表取締役社長 アーノルド・コンセンコ
所在地:東京都港区
創業:2017年1月
URL:https://www.outsystems.com/ja-jp/

2001年にポルトガルで設立されたOutSystemsは、ローコード開発プラットフォームのリーダーです。全世界で1400社以上の先進的エンタープライズ企業と組織がOutSystemsの開発プラットフォームを活用し、従来の開発手法と比較して6~10倍のスピードで様々なアプリケーションを開発しています。
OutSystemsジャパン株式会社は、2017年1月に設立されました。日本では140社以上の企業がOutSystemsを採用しています。